桐野@岡山県立大学大学院生です。 解析をしている際に、疑問に思うことがありましたので、 是非ともよいアドバイスをいただけたらと思い、投稿させていただきました。 まず、2値からなる9項目を観測変数、その上位に1次因子を仮定したモデルAがあり ます。 次に、2〜3値からなる5項目を観測変数、その上位に1次因子を仮定したモデルBがあ ります。 このとき、2つモデルの潜在変数間に相関(共分散)を設定し、カテゴリカルな確証 的因子分析を行いました。 なお、推定方法は重み付け最小二乗法(WLS)、ソフトはM-plus Ver2.12を使用しま した。 その結果、モデルAとモデルBの潜在変数間の標準化係数(相関)は、-0.818となり ました。 次に、確証的因子分析ではなく、単純にモデルAで使用した9項目と、 モデルBで使用した5項目について、それぞれ合計得点(単純加算)を算出しまし た。 そのとき、両者(モデルAの合計得点とモデルBの合計得点)の相関(Peason)を計 算した結果、 -0.478となりました。 また、これとは別に、 確証的因子分析の際に算出される(潜在変数から観測変数に向かう)それぞれの標準 化係数(因子付加量)と それぞれの項目の素点を掛け合わせた結果を使用して、モデルA、モデルBの合計得 点を算出しました。 そして、その両者の相関(Peason)を計算した結果、上記とほとんど同値になりまし た。 このとき、確証的因子分析で得られた-0.818という相関と同様の結果を、 確証的因子分析を使用する以外の方法で(たとえば合計得点を利用する等) 得ることはできるのでしょうか? 何かよいアドバイスがありましたらよろしくお願いします。
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