[fpr 2358] センサード変数の補正をできる共分散構造分析のソフトについて

豊田秀樹

豊田@早稲田です

はじめまして,LISCONPとはちょっと原理が
違いますが,PRELIS+LISRELで分析できます.
PRELISに以下のコマンドがあり
CA:天井効果の生じている変数の処理
CB:床効果の生じている変数の処理
CE:両方が生じている変数の処理
を指定して分析します.
余談ですが,PRELISは,補正した共分散行列
とその重み行列を出力しますから.原理的に
はWLS推定の重み行列を指定できるSEMのソフ
トならたとえばPRELIS+CALISでも分析できま
す.もちろん姉妹品の組み合わせである
PRELIS+LISRELのほうが実行は容易です.

wise (at) momo.so-net.ne.jp さんは書きました:
>  豊田秀樹さんの共分散構造分析の本(応用編)を読んで、
>センサード変数において、平均と分散を補正して分析に
>組み入れるという方法に興味を持ちました。自分もセン
>サード変数の平均と分散を補正するということを自らの
>手で試し、何かしらの分析に使用してみたいと思って
>います。
>  豊田さんの本ではトービット因子分析にLISCOMPを使って
>いるようですが、LISCOMPはすでに配布が終わっているのか、
>当該のWebには見当たらないようでした。LISCOMP以外に
>トービット変数を平均値と分散を補正して分析に組み入れて
>分析に導入することができるソフトウェアというのはござい
>ますでしょうか。よろしかったら何かヒントでもよいので、
>教えていただければ幸いです。
>  いまのところ、カテゴリカルな扱いができそうな、Mx、
>LISREL(student version)、Mplus(Demo) を入手して、ざっと
>ヘルプやマニュアルなどを見て、いじってみたものの、ソフト
>ウェアの理解不足と、SEMに対する理解不足もあり、できるの
>かどうか釈然としない状態です。SEMのソフトウェアについては
>ほかに Amos を所有しています。使用しているOSは、Windows98
>と Linux です。

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 TOYODA Hideki Ph.D.,  Professor,                    Department of Psychology
 TEL +81-3-5286-3567  School of Letters, Arts and Sciences, Waseda University
 toyoda (at) waseda.jp            1-24-1 Toyama Shinjyuku-ku, Tokyo 162-8644 Japan
 http://www.littera.waseda.ac.jp/faculty/tyosem/index.html
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