岡本@日本女子大学です。 万が一、真似する学生が出てくると後始末が大変なので書きました。 「[fpr 2392] Re: 調査と実験」より >・・・対照群なし。・・・事前と事後測定しかありません。 これでは差が出たとき、その差の原因の解釈ができません。交絡要因の 影響を評価するための対照群です。 >教育現場ではランダム化までは難しいのが現実です。 >科学ですから検証手続きがあれば可ではないでしょうか。 科学であることからランダム化ということが考え出されたのですが、 上の「検証手続き」とは、具体的にはどういうものでしょうか? 「対照群なしの事前と事後測定結果」が追試できるというのであれば、 交絡要因が評価できない無駄な測定の繰り返しに過ぎません。 日本女子大学心理学科 岡本安晴
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