[fpr 2409] 調査と実験

Tomoya MASAKI

村上先生、

文献紹介どうもありがとうございました。

on 5/19/03 10:26, murakami (at) edu.toyama-u.ac.jp at murakami (at) edu.toyama-u.ac.jp
wrote:

> 複数の実験群と対照群を用いています。実験条件にランダムに割り当てています。
> さがせばかなりあるでしょうが、論文をすべて読まないと分からないでしょう。

今一番苦労していることは、国内の文献データベースから「エビデンス」
を扱った論文を電子的に効率よく抽出できないことです。

# ここでいう「エビデンス」は、「ランダム化比較等の実験デザイン
# によって得られた介入研究の結果」を示しています。
# 「エビデンス」のレベル等については、以下 URL ご参照。

現状で、ある領域の研究動向を知るためには、研究者を特定したうえで、
論文を手作業にて追う必要があり、領域によりかなりの労力を要します。
研究デザイン毎に目的の研究を検索できる仕組みを切望します。

また、電子化の前に「エビデンス」に関わる論文は積極的に「構造化抄録」
を取り入れるよう、各学会において投稿規定を見直して頂くことなども、
今後の課題ではないかと感じました。

fpr の話題から外れてしまったかもしれません。
いずれにせよ、このような基本的な情報インフラの整備が進み、
分野領域を越えた研究が発展することを期待したいところです。

<構造化抄録、エビデンスのレベル関連 URL>

・論文執筆の基礎知識(慈恵医大 編集室)
 http://www.jikei.ac.jp/micer/ed-abst.htm

・「行動分析学研究」執筆の手引き
 http://www.behavior.nime.ac.jp/~behavior/journal/pubmanual.html

・エビデンスに基づく医療とコクラン共同計画
 http://medical.teijin.co.jp/eprise/main/OpenHouse/ebm/interview.html
 http://medical.teijin.co.jp/eprise/main/OpenHouse/ebm/yougo.html

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東京大学大学院 国際保健計画学 正木朋也
〒113-0033 東京都文京区本郷 7-3-1
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email: masakit (at) m.u-tokyo.ac.jp


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