村上先生、 文献紹介どうもありがとうございました。 on 5/19/03 10:26, murakami (at) edu.toyama-u.ac.jp at murakami (at) edu.toyama-u.ac.jp wrote: > 複数の実験群と対照群を用いています。実験条件にランダムに割り当てています。 > さがせばかなりあるでしょうが、論文をすべて読まないと分からないでしょう。 今一番苦労していることは、国内の文献データベースから「エビデンス」 を扱った論文を電子的に効率よく抽出できないことです。 # ここでいう「エビデンス」は、「ランダム化比較等の実験デザイン # によって得られた介入研究の結果」を示しています。 # 「エビデンス」のレベル等については、以下 URL ご参照。 現状で、ある領域の研究動向を知るためには、研究者を特定したうえで、 論文を手作業にて追う必要があり、領域によりかなりの労力を要します。 研究デザイン毎に目的の研究を検索できる仕組みを切望します。 また、電子化の前に「エビデンス」に関わる論文は積極的に「構造化抄録」 を取り入れるよう、各学会において投稿規定を見直して頂くことなども、 今後の課題ではないかと感じました。 fpr の話題から外れてしまったかもしれません。 いずれにせよ、このような基本的な情報インフラの整備が進み、 分野領域を越えた研究が発展することを期待したいところです。 <構造化抄録、エビデンスのレベル関連 URL> ・論文執筆の基礎知識(慈恵医大 編集室) http://www.jikei.ac.jp/micer/ed-abst.htm ・「行動分析学研究」執筆の手引き http://www.behavior.nime.ac.jp/~behavior/journal/pubmanual.html ・エビデンスに基づく医療とコクラン共同計画 http://medical.teijin.co.jp/eprise/main/OpenHouse/ebm/interview.html http://medical.teijin.co.jp/eprise/main/OpenHouse/ebm/yougo.html -- 東京大学大学院 国際保健計画学 正木朋也 〒113-0033 東京都文京区本郷 7-3-1 TEL: 03-5841-3688 FAX: 03-5841-3637 email: masakit (at) m.u-tokyo.ac.jp
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