篠原@大阪大学と申します。 講演会のご案内です。FPRに登録されている方々には興味を持たれる内容では ないかと思いましたので、流させて頂きました。 --- 篠原一光(Kazumitsu Shinohara,Ph.D.) 大阪大学大学院人間科学研究科 Tel:06-6879-8036 Fax:06-6879-8037 E-mail: sinohara (at) hus.osaka-u.ac.jp skazu0731 (at) di.pdx.ne.jp Web: http://sanko4.hus.osaka-u.ac.jp/~sinohara ---- 講演会のご案内 関西学院大学心理学研究室 本学に4月より、カナダのトロント大学名誉教授の西里静彦先生を客員教授 としてお迎えしています。西里先生は計量心理学、なかでも双対尺度法の世界 的権威で国際計量心理学会の会長を歴任されています。双対尺度法の生みの親 として研究を続けておられる西里先生の講演会を下記のように開きますので、 是非ご参加下さいますようご案内申し上げます。 記 1.タイトル 『双対尺度法によるデータ解析:常識への訴え』 (司会:八木昭宏) 2.日時 2003年6月7日(土) 10:30〜12:00 3.会場 関西学院大学図書館ホール 4.講演概要 双対尺度法は心理学、社会科学、自然科学の広い領域で使われている データ解析法です。林知己夫先生の数量化理論に類似、然し一味違う質的 データの解析法で、グラフによる視的解析を特徴とし、トロントで広く 研究されてきました。 双対尺度法とは何か、これを先ず応用例を二つ使って紹介し、これまでの 推計学と双対尺度法のデータに対する考え方の大きな違いを検討します。 その過程で、心理学のような領域のデータ解析には、これまでとは全く 異なったデータの見方が重要であること、その様な見方は常識的にうなず けるものであること、従来の方法では、大変な量の情報を捨てて解析して いることなど、数値例を挙げて検討し、双対尺度法が持つ可能性を示します。 そのなかで今日の常識が明日の非常識になる、今日の非常識が明日の常識 になるであろうと思われる例も紹介していただきます。 以 上 連絡先 関西学院大学文学部心理学研究室 TEL:(0798)54−6209 URL:http://psyche.kwansei.ac.jp/
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