堀@香川大学経済学部です。 on-line 雑誌にsem の特集号がでています。 Methods of Psychological Research MPR-online 2003, Vol.8, No.2 Special Issue on Structural Equation Models http://www.mpr-online.de/ この中の Schermelleh-Engel, K., Moosbrugger, H., & Mu"ller, H. (2003). Evaluating the fit of structural equation models: Test of significance and descriptive goodness-of-fit measures. Methods of Psychological Research - Online, 8(2), 23-74. http://www.uni-landau.de/~agmunde/mpr/issue20/art2/mpr130_13.pdf に最近のsem および検証的因子分析研究からサンプル数や指標数や適合度指標の読 み取りを簡潔にまとめています。48-54頁です。 探索的因子分析については本ですが, Marjorie Pett (著), Nancy Lackey (著), John Sullivan (著), Nancy R. Lackey (著)(2003). Making Sense of Factor Analysis: The Use of Factor Analysis for Instrument Development in Health Care Research. http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0761919503/qid=1063818878/sr=1-2/ref=sr_1_0_2/249-3932533-4798739 おっと中折れしている。適当に。 この本が因子分析本のhow to テクニックをまとめています。代表的な因子分析の how to を書いた本は含んでいるので,本では何が言われているかを掴むのにいい です。意見が分かれるところではいくつかの説を紹介し,著者の立場を理由をつけ て説明しています。 問題は論文はチェックしていないことです。そういう意味では最新とは言えな い。ま探索的因子分析だからそれでもいいのかな。いやいけない。因子数の決定法 んなんかも問題有り。でも,わかりやすく書いているし,いろんな本を読む手間が 省けるのがいいのでは。 ---- 堀 啓造(香川大学経済学部) home page http://www.ec.kagawa-u.ac.jp/~hori/
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