[fpr 2632] 日本テスト学会第2回大会およびチュートリアルのご案内

Naoko Saito (Kuriyama)

fprの皆様

東工大の栗山と申します。

以前もご連絡させていただきましたが、日本テスト学会第2回大会が
8月28日(土)・29日(日)に、東京工業大学大岡山キャンパスに
おきまして開催されます。
ご興味のある方は、是非とも、ご参加いただきたく、ご案内させていただき
ました。

大会プログラム、参加申し込みにつきましては、下記HPをご覧ください
ますようお願い申し上げます。

http://www.ms.hum.titech.ac.jp/JART2004/index.html


また、大会初日28日(土)の午前中に、大会会場で、IRTと因子分析の講習を
チュートリアルとして企画しております。
こちらの方にも、是非ともご参加くださいますようお願い申し上げます。

教室の関係から、人数に制限(各40名)がございますので、ご参加ご希望の
方は、事前に下記HPより参加申し込みをしていただきますようお願い申し
あげます。

http://www.ms.hum.titech.ac.jp/JART2004/tutorial.html

なお、チュートリアル受講費は大会参加費とは別となっておりますので、
当日、会場にてお支払いください。

何卒、よろしくお願い申し上げます。


<チュートリアル1>
講師: 村木 英治 先生(東北大学大学院教育情報学研究部)

題名: BILOG-MGを活用したIRT(項目反応理論、Item Response Theory)テスト項目分析の初歩

内容:
このチュートリアルでは、項目反応モデルの分析ソフトの世界的スタンダードである
BILOG-MGの紹介と初歩的なテスト項目分析を参加者に経験してもらう。基本的な
IRTの知識とプログラムの初歩的な利用を講義の中心におくため、受講者はIRT初心者が
望ましい。また各参加者が持参したPCに各自プログラムをインストールしてもらい、
チュートリアル中のみのその使用を許可するつもりである。 

<チュートリアル2>
講師: 中村 知靖 先生(九州大学 大学院人間環境学研究院)

題名: 因子分析を利用した心理尺度作成法

内容:
テスト理論に関わる研究領域では項目反応(応答)理論が注目され,このモデルを
利用した実用的なテストも開発されている.しかしながら現在もなお,評定尺度法を
利用した質問紙による心理テスト(心理尺度)の多くは,実用性の高さから
古典的テスト理論に基づき因子分析を利用して作成されている.
近年,潜在変数を伴った構造方程式モデリング(共分散構造分析)が注目されているため,
因子分析は過去の方法という印象を受けがちであるが,信頼性と妥当性の高い
心理尺度を作成する際には依然として有力なツールであると言える.
因子分析と言えば,主因子法とバリマックス回転を利用すればよいという考えが
一般的であるが、その考えが手元にあるデータにとって必ずしも最適であるとは限らない。
統計ソフトウェアの発展に伴い、因子分析にも様々な選択肢が用意され、利用者は
その中から最適なものを選ばなければならない.そこで本チュートリアルでは、
心理尺度の作成を前提に,数式を最小限に抑えた理論の解説と分析結果の見方など
応用上の留意点に関して解説を行う.具体的には,1.因子分析とは,2.因子分析に
適用できるデータ,3.因子分析モデル,4.因子の抽出法(重みなし最小二乗法),

<チュートリアル参加費>
日本テスト学会会員            5,000円  
日本テスト学会準会員(学生)  3,000円  
非会員(学生・企業人とも)    8,000円 

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栗山 直子 -Naoko Kuriyama, Ph.D.-
E-mail: kuriyama (at) hum.titech.ac.jp 
東京工業大学 大学院社会理工学研究科 
人間行動システム専攻 人間開発科学講座 助手 
〒152-8552 目黒区大岡山2-12-1W9-24
西9号館W7階 727 Tel&FAX:03-5734-2848 
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