fprのみなさま 日本テスト学会の 第3回事例研究会『日本版テストスタンダードの構想を巡って』が以下のように 計画されています. 重要なことであり、興味のある方も入るのではないかと思いますので、お知らせ します.申し込みは以下のHPから. 。 http://www.jartest.jp/ ただし、テスト学会員は1,000円、非会員は2,000円の有料です. よろしくお願いします。 繁桝 <企画趣意> テストが合理的な意思決定の手段として,多方面に影響力の大きい使い方をされるとき,そのもたらす弊害の可能性も大きいと考えられます.その弊害をできるだけ最小限にとどめ,テストによって公正な処遇を確保し,生産性を高めるためのガイドラインを必要とする点に関しては,おそらく,日本テスト学会員が一致している意見であると思われます. 既に,諸外国ではテストスタンダードがあるのは当然のようになっております.日本テスト学会でも,日本の現状にふさわしいテスト規準を作成するための委員会が発足いたしました. しかし,日本にふさわしく,社会が従うべき規準はどのようなものでしょう.テストの多様な使い方をとおして筋の通った理想となるべきであり,かつ,利害の異なる多様な集団すべてに納得されなければなりません.また,テストの統計的技術的理論にしっかりと立脚し,かつ,専門家でないテストのユーザにわかりやすい指針でなければなりません. テストの規準に対する多様な要求は,ともすれば,互いに矛盾し,それを統合するのは容易ではないことですが,精力的な情報収集と率直な意見交換によって,十分可能なことであります.テスト規準に関する意見を交換し,また,日頃テストを使っていられる会員のテストにたいする認識や新しい展望を開くための研究会として次のような企画をいたしました. 企画: 繁桝 算男 <詳細> 日時:2005年 3月12日(土) 受付開始13:00, 13:30〜17:00 場所:東京大学(駒場キャンパス) 数理科学研究棟 地下1階大講義室 〒153-8902 東京都目黒区駒場 3-8-1 案内図 http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_27_j.html 参加費会員:1,000円 非会員:2,000円 申し込み方法:2月16日(水)より以下のサイトよりお申し込み下さい。 http://www.jartest.jp/cgi-bin/apply/apply.cgi プログラム: [司会] 繁桝 算男(東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 教授) [報告1] 椎名 久美子(大学入試センター 適性試験研究部門 助教授) 『海外諸学会のテストスタンダード』 海外諸学会のいくつかのテストスタンダードの異同を比較して,日本のテスト規準を作成するための検討材料を提供する. [報告2] 宮沢 修二 (ラーニングアーキテクチャー研究所 代表取締役社長) 『e-learning時代のテストスタンダード』 インターネット技術が評価に応用されるときに,テストが備えておくべきスタンダードについて,e-testの標準化動向やe-Learningなどの標準化の観点から整理し,報告する. [報告3] 菊地 敦子 (人事院人材局 試験審議官) 『公務員試験からみたテストスタンダード』 国家公務員採用試験という, 大規模, かつ, 直接的に社会に結びつく試験の現状と課題について報告し, 将来のあるべき姿について考察する. [報告4] 高橋 潔 (神戸大学大学院経営学研究科 助教授) 『企業における評価の公正性とテストスタンダード』 企業における評価の現状を整理し,テストなど評価法に関連する諸問題についてスタンダードの観点から考察する. [総合討論] 池田 央(教育測定研究所取締役・日本テスト学会理事長) /_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 日本テスト学会事務局 〒162-8680 東京都新宿区横寺町55 株式会社教育測定研究所内 TEL: 03-3266-6269 FAX: 03-3266-6579 E-mail: info (at) jartest.jp /_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ --------------------- Original Message Ends -------------------- 繁桝算男 (東京大学総合文化研究科生命環境科学系心理学) tel.03ー5454ー6267 fax.03ー5454ー6979
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