[fpr 2776] 項目反応理論によるパラメータの推定手続き。

Ryuichi Kumagai

名古屋大学大学院教育発達科学研究科の熊谷龍一と申します。
周辺最尤推定法になりますが,項目パラメタを推定するプログラム
を作っておりましたので,添付されていたデータを分析してみました。

 itemID,     slope,  location
item001,   0.45049,  -1.46279
item002,   0.31931,  -1.69920
item003,   0.65957,  -1.95130
item004,   0.63546,  -1.69100
item005,   0.37171,  -0.68699
item006,   0.62449,  -1.44149
item007,   0.82340,  -1.51549
item008,   0.55859,   0.59818
item009,   0.83555,  -1.55877
item010,   0.49127,  -1.49004
item011,   0.46051,  -1.63371
item012,   1.25730,  -1.52985
item013,   0.91591,  -1.74897
item014,   0.61687,  -0.89450
item015,   0.66357,  -0.89758
item016,   0.71549,  -0.22555
item017,   0.65766,   0.36417
item018,   0.57262,   0.84830
item019,   0.56502,  -1.17967
item020,   0.38691,   0.19971
item021,   0.74063,  -0.52185
item022,   0.71016,  -0.81829
item023,   0.84605,  -0.09104
item024,   0.50519,  -0.15497
item025,   0.60936,  -2.02423
item026,   0.40732,   1.87668
item027,   0.64906,   0.49279
item028,   0.33527,   0.53220
item029,   0.62233,   0.77539
item030,   0.58490,  -0.92719

項目番号は異なりますが,「項目反応理論 入門編」(豊田,2002)P.52 表4.2
と比べても違いはほとんど無く,最大でも0.0757となりました。
推定方法が違いますので,村上さんのプログラムにバグがあるかどうか直接検討
できるわけではないのですが,何らかの手がかりになればと思いまして,投稿
させて頂きました。

私のプログラムは
http://irtanalysis.main.jp/
に置いてあります。

それでは失礼致します。


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