[fpr 2782] 項目反応理論によるパラメータの推定手続き。

村上宣寛

 岡本 様
 
> 
> と一致する。この原因として被験者能力の分布の扱いの違いがあるのではないでしょうか?
> Baker & Kim (2004, p.339)に、BILOGと異なる点として2点あげてあり、BILOGでは、
> quadrature weightsを毎回recomputeしていると書いてあります。このことは、逆に
> Bakerらのプログラムではweightの値はp.335のものに固定されているのではと思います。
> 推定された被験者能力の分布がこの固定されたものと大きく食い違っていると、他の
> パラメタの推定値も当然異なってくると推測されます。


どうもそうみたいです。能力区分を5段階にして計算し直すと、豊田さんの値に接近しました。得点段階で区分しただけなので、グルーピングがいい加減なのが原因のようです。たぶん被検者数を均等化しつつ段階区分をしないといけないのでしょう。


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村上宣寛 


(勤務先)
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富山大学教育学部学校心理学
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