前田 穰(無所属)です。 いつも勉強させてもらっているだけなので、お返しの情報提供と思い投稿します。 Amos 4は、推定にML, GLS 、ADF (WLS)が用いられた場合には、 カイ2乗に基づくモデル適合度指標のpを、個々のモデルに関しても、 ネスト関係の(入れ子構造の)モデル比較でも算出するわけですが、 ULSやSLS(scale free least square)の場合には、 個々のモデルにはp値を出さないのに、入れ子構造のモデル比較では、p値を出しま す。 なぜ、nested model comparison ではp値を出せるのかが疑問で、 何度かSPSSに問い合わせました。SPSSジャパンの担当の方は誠実に対応してくれまし たが、 肝心のSPSS本社の回答は次々に根拠をあげてAmosの無矛盾化を図るという感じのもの で 感心できるものではありませんでした。 Semnetに投稿したところ、Amosの筆頭著者 Arbuckle の回答がありました。 ULS、SLSの場合、Amos4だけでなくAmos 5でも、 nested model comparisons で有意性検定(p値)を表示しているが、 それは出すべきものでなく、エラーであるという趣旨です。より詳しくは、以下を参 照して下さい。 http://bama.ua.edu/cgi-bin/wa?A1=ind0507&L=semnet の 13. Amos and nested model comparison 156. SEMNET Digest - 24 Jul 2005 to 25 Jul 2005 (#2005-203) Re: SEMNET Digest - 24 Jul 2005 to 25 Jul 2005 (#2005-203) (51 lines) ======================================== 前田 穰 〒630-8424 奈良市古市町1804-3 Email: maeda_y2002 (at) ybb.ne.jp ========================================
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