シンポジウムの案内です。 日本版テストスタンダードの原案をめぐって4人の方からそれぞれのご意見を伺 う企画です。 日本のテスト文化を一歩(あるいは半歩でも)前進させようとする努力の一環です。 ご関心のある方出席していただければ幸いです。 公開でどなたでも出席可能です。ただし、恐縮ですが、テスト学会員1000円、非 学会員2000円の参加費が必要です。 添付ができないので、以下、長くなりますが、細目です。(ご関心のない方すみ ません。無視してください。) ********************************* 第5回研究会 『テストの開発,実施,利用,管理にかかわる規準』原案に関するシンポジウム 企画趣意 『テストの開発,実施,利用,管理にかかわる規準』(テスト規準)の草案が, 委員会活動の中間報告として本年の第3回年次大会にて提案されました(草案は こちら)。そこでは,約100名のご参加を得て,多くの議論が交わされ,規準作 成の意義があらためて確認されるところとなりました。本研究会は,明年春の正 式な制定に向けて,提案された原案をもとにさらに議論を深めようとするもので す。 日本にふさわしく,広く社会の合意が得られる規準はどのようなものでしょうか。 テストの開発,頒布,利用,管理などの過程は,筋の通った理想が追求されるべ きであり,かつ,関係する利害の異なる集団すべてに納得されるものでなければ なりません。また,テストの統計的技術的理論にしっかりと立脚するとともに, 専門家でない関係者にもわかりやすく表現されていなければなりません。 今回は,学会内外から,丹野義彦先生(東京大学大学院助教授), 坂元 昂先生(社団法人日本教育工学振興会会長),大沢武志先生(産能大学客 員教授),柳井晴夫先生(独立行政法人大学入試センター教授)にご登壇いただ き,草案に対するご意見,ご提言を拝聴し,討論を深めたいと思います。討論が 草案を洗練化させるのは当然ですが,参加されるテスト関係者にとっても多くの 示唆を汲み取っていただけるものと確信しております。 ぜひ、ご参集のうえ,討論にご参加いただきたくご案内申し上げます。 2005年9月 テスト規準作成委員会委員長 繁 桝 算 男 (東京大学大学院) 日 時 2005年 10月29日(土) 受付開始13:00, 13:30〜16:30 場 所 東京大学駒場キャンパス アドミニストレーション棟 3階 学際交流ホール 〒153-8902 東京都目黒区駒場 3-8-1 案内図 http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_32_j.html プログラム 司会 繁桝 算男 (東京大学大学院 教授) 討論1 臨床心理学の視点より 丹 野 義 彦 先生(東京大学総合文化研究科 助教授) 臨床心理学において、テストなどの実証データによって、カウンセリングの効果を確かめつつ、 カウンセリングのあり方を改善する認知行動療法の考えを日本で主導していられ ます。 討論2 教育工学の視点より 坂元 昂 先生 (社団法人日本教育工学振興会 会長) 日本の教育工学の草分け的存在であり、コンピュータなどの情報技術の発展を評価を含む 教育実践にどのように活用するかについて非常に大きい影響力があります。 討論3 テスト事業者の視点より 大 沢 武 志 先生(産能大学 客員教授) SPIなど人事検査を開発提供する人事測定研究所代表取締役在任当時に事業者団体の設立を 呼びかけ、「人事テスト事業者自主規準」の必要性を提唱、その制定を主導され ました。 討論4 心理測定と大学入試の視点より 柳 井 晴 夫 先生(独立行政法人大学入試センター 教授) 心理測定に関するご研究に長年携わられ,専門的に評価の高い多くの研究成果を発表される 一方,測定技術の実践、およびその啓蒙にも尽力しておられます。 参加費 会員:1,000円 非会員:2,000円 申し込み方法 http://www.jartest.jp/cgi-bin/apply/apply.cgi このサイトよりお申し込みください. 更新して下さい 参加費 会員:1,000円 非会員:2,000円 当日会場にてお支払いお願いいたします. 繁桝算男 (東京大学総合文化研究科生命環境科学系心理学) tel.03ー5454ー6267 fax.03ー5454ー6979
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