[fpr 2895] 心理学科・統計学のテキスト

堀啓造

堀@香川大学経済学部です。
> >(1)『よくわかる心理統計』(山田剛史・村井潤一郎,2004,ミ
ネルヴァ
> >書房)
> >(2)『統計分析のここが知りたい−−保健・看護・心理・教育系
研究のま
> >とめ方』(石井秀宗,2005,文光堂)

は不勉強で知りませんでしたが、ご本人の本はどうですか。

南風原朝和『心理統計学の基礎』有斐閣

この本のありがたさは1年ではわかりにくいかもしれません。大学3
年以上で再学習に使うと頭にしみこむと思いますが、1年でもいいで
しょう。

なんせ定義がきちんとされている。意味は2つ、すべてのキーワード
の定義があるということと、わかりやすく正しく定義している。読め
ばわかるように丁寧に書いてある。分散分析の「より複雑なデザイ
ン」になると少し補足が必要かもしれませんが、そこにいたるまで十
分理解していればなんとかついていけるでしょう。また、そのレベル
は必要になった人が例の本をチャート式風に使えばいいでしょう。

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堀 啓造(香川大学経済学部)
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