[fpr 2931] The lady tasting tea

豊田秀樹

豊田秀樹@早稲田大学です

Keizo Hori さんは書きました:
>堀@香川大学経済学部です。
>Keizo Hori wrote on Tue, 17 Sep 2002 20:47:38 +0900
>> The Lady Tasting Tea : How Statistics Revolutionized 
>> Science in the Twentieth Century
>> David Salsburg (著)
>> Owl Books (NY) ; ISBN: 0805071342  (2001)
>訳本がでました。
>『統計学を拓いた異才たち─経験則から科学へ進展した1世紀』日本経済新聞社 2200円>http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532351944/qid=1144302991/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/249-4649349-3121939
>なんかまったく魅力のないタイトルになってますね。


ざっと通読しただけですが,ちょと変則的な,でもよく考えると
かなり正統的な『統計学史』ともいえる本です.
安藤洋美先生がお書きになるものと比較して式がないので,
一般的な書籍として気軽に読めるし,最近のことまで書いてあるので
たいへん魅力的な内容が多く,万人向けの良書です.
邦題はたしかに硬いですが,内容は的確にあらわしていると思います.

院生時代に芝祐順先生が加納悟先生を半年間お招きになったことがありました.
ノンパラメトリックの授業だったのですが,その授業でわたしは
この本の第1訳者の竹内恵行さんに初めてあいました.
たいへんまじめで一途な雰囲気の方という印象でした.邦題が
硬くなったのはもしかすると,そんな竹内さんのお人柄かもしれません.


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 TOYODA Hideki Ph.D.,  Professor,                    Department of Psychology
 TEL +81-3-5286-3567  School of Letters, Arts and Sciences, Waseda University
 toyoda (at) waseda.jp            1-24-1 Toyama Shinjyuku-ku, Tokyo 162-8644 Japan
 http://www.littera.waseda.ac.jp/faculty/tyosem/index.html
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