堀@香川大学経済学部です。 > 分散の分割に基づいて分散説明率を求めたものが η-square ですから,それに名 > 前を付けてしまおうという発想があって,混乱が生じてきたのではないかと推測 > します。しかし,歴史的にも,また,R と R-square との関係と統一的に扱うう > えでも,ηのほうを相関比と呼ぶのが適切だと思います。 あらためて分散分析の代表的テキスト(Kirk, Winer, Keppel) を見るとCorrelation ratio=eta となっています。私としては相関比ということばは数量化の本特に駒澤氏のも ので覚えたのでイータ2乗として入っているのですが、そうではなかったのか。 ---- 堀 啓造(香川大学経済学部) home page http://www.ec.kagawa-u.ac.jp/~hori/
ここは心理学研究の基礎メーリングリストに投稿された過去の記事を掲載しているページです。