私の個人研究誌の『言語生活研究』4号を差し上げます。 ご希望の方は、下記のメールアドレスに住所、氏名をお伝えください。 郵便番号を忘れないようにお願いします。 nshima (at) kokken.go.jp 内容は,次のとおりです。 第4号の刊行にあたって 明治のリテラシー −そのアウトラインを描く− 春の日本語学会に発表したものに少しばかりの増補をしています。大幅に改稿するはずでしたが果たせませんでした。その代わり、明治書院の『国語論究』に「昭和の読み書き能力」を書きました。順調に進めば,来年2月刊行の予定です。 子どもの読書生活と黙読 黙読が普通の読み方のように思われますが,ルネ・シャルチエの『中世ヨーロッパにおける読むことの歴史』や前田愛の『近代読者の成立』を読むと,近代の所産であることが分かります。それに触発されて調査を行ったものです。6年前の調査ですので,分析方法に古いものを使っているのはそのせいです。 幼児のひらがなの習得 −最終報告− 18年前に行った調査の最終報告です。 データ分析(2) −検定− よく使われる平均値の差の検定とカイ自乗検定を取り上げています。この2つをちゃんと説明してある本は意外と少ないです。小針肇の『統計学史』を引用して,統計学的な仮説検定の考え方の由来も説明しています。
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