fprのみなさまへ 日本統計学会主催で,今週末の12 月16 日(土)から17 日(日)にかけて, 75 周年記念事業の研究集会が開催されます。 とくに,初日の午後3時30分より,下記のテーマで 統計教育に関するセッションが設けられています。 講演をお願いしております文部科学省科学技術政策研究所の伊藤先生は, 話題になっております同研究所の報告書「忘れられた科学―数学」を まとめられ積極的に数理科学領域の政策的振興の重要性を発信されており, 今回はその中でのとくに統計科学研究と教育推進に向けて, 現状と今後の課題や提言をお話いただけることになっております。 また,早稲田大学の渡邊先生は,現在,文部科学省の中央教育審議会 初等中等教育分科会教育課程部会算数・数学専門部会委員として活動されており, 先生には,次期指導要領の改定における統計内容の位置付けの現状を お話いただく予定です。 ご講演のあとに,質疑の時間も十分に取ってありますので, 統計教育にご関心をお持ちの先生方には,是非,ご出席いただきたく どうぞ宜しくお願い申し上げます。 日時:2006 年12 月16 日(土) 場所:中央大学後楽園校舎新3 号館14 階 セッション3:知識創出のための統計科学研究の振興と教育政策 オーガナイザー:渡辺 美智子(東洋大学) 15:30 ~ 16:00 統計科学研究推進の重要性 伊藤 裕子(文部科学省 科学技術政策研究所) 16:00 ~ 16:30 次期指導要領の改定に向けた理数教育の強化と統計内容の位置付け 渡邊 公夫(早稲田大学) 16:30 ~ 17:00 総合討論 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 75周年研究集会全体のプログラムは,以下のようになっております。 21世紀の知識創造社会を支える統計科学の現状と展望 ――――― 日本統計学会75周年記念事業 ――――― 主催: 日本統計学会 第2回研究集会―12月 中央大学にて 日時:2006年12月16日(土) 9時30分〜,17日(日) 10時00分〜 場所:中央大学後楽園校舎 新3号館14階 地下鉄丸の内線・南北線「後楽園」、都営三田線・大江戸線「春日」下車5分 -------------------------------------------------------------------------------- プログラム 12月16日(土)9時30分〜 開会の辞:鎌倉 稔成(中央大学) 祝辞:アジアの統計学者を代表して(未定) セッション1:Computer Intensive Statistics オーガナイザー:杉山 高一(中央大学) 9:50〜10:20 ブートストラップ法の最近の展開 仁木 直人(東京理科大学) 10:20〜10:50 高次元データへのパーミュテーションテストの応用 杉山 高一(中央大学) 10:50〜11:20 最近の計算機技術と統計ソフトウエア 中野 純司(統計数理研究所) 11:20〜11:40 総合討論:藤越 康祝(中央大学) セッション2:統計数理科学の新たな地平 オーガナイザー:栗木 哲(統計数理研究所) 13:10〜13:40 確率微分方程式モデルの統計的推測の展望 内田 雅之(九州大学) 13:40〜14:10 カーネル法:再生核を用いた機械学習の方法論 福水 健次(統計数理研究所) 14:10〜14:40 積分幾何を用いた統計分布理論の発展と多重比較への応用 栗木 哲(統計数理研究所) 14:40〜15:00 総合討論:栗木 哲(統計数理研究所) セッション3:知識創出のための統計科学研究の振興と教育政策 オーガナイザー:渡辺 美智子(東洋大学) 15:30〜16:00 統計科学研究推進の重要性 伊藤 裕子(文部科学省 科学技術政策研究所) 16:00〜16:30 次期指導要領の改定に向けた理数教育の強化と統計内容の位置付け 渡邊 公夫(早稲田大学) 16:30〜17:00 総合討論:渡辺 美智子(東洋大学) 17:30〜 日本統計学会75周年祝賀パーティー(新3号館10階を予定) 12月17日(日)10時00分〜 セッション4:社会調査と統計科学 オーガナイザー:岡太 彬訓(立教大学) 10:00〜10:30 心理・教育統計学の現状と未来 前川 眞一(東京工業大学) 10:30〜11:00 高齢者を対象とした調査の現状と課題 ?高齢者を対象とする調査の困難? 木村 好美(大阪市立大学) 11:00〜11:30 科学的「世論」調査法の価値 ?歴史と理論と実践の三位一体? 吉野 諒三(統計数理研究所) 11:30〜11:45 総合討論:岡太 彬訓(立教大学) 基調講演 13:15〜13:55 21世紀に向けた統計学の挑戦的課題と展望 藤越 康祝(中央大学) セッション5:統計科学とマーケティング オーガナイザー:和合 肇(名古屋大学) 14:15〜14:45 Predicting Product Purchase from Inferred Customer Similarity : An Autologistic Model Approach Gary Russell(University of Iowa) 14:45〜15:15 個人レベルRFM分析と顧客生涯価値:顧客特性の関連付けによる獲得に対する知見 阿部 誠(東京大学) 15:15〜15:55 価格閾値の推定と価格カスタマイゼーションの可能性 照井 伸彦(東北大学) 15:55〜16:15 総合討論:中島望(大阪大学) 閉会の辞:山本 拓(一橋大学) 東洋大学経済学部 渡辺 美智子
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