堀@香川大学経済学部です。 Tabachnick and Fidell (2007). Using Multivariate Statistics, 5/e. Pearson はhow to 本として地位を築いている。 2006年秋にはでていた。 この中の因子分析のデータはきれいなデータとはいえない。(そういえば因子分析の テキストも必ずしもきれいなデータばかりが載っているわけではない)。 http://wps.ablongman.com/ab_tabachnick_multistats_5 にspssとsasファイルおよびasciiファイルがある。そのなかのfactor.* (spssなら sav)が因子分析のデータである。 本の中では4因子解を採用している。さて、皆さんならどのような処理、思考を経て 何因子解にたどり着きますか? 一応注意しておくと、SPSSでは欠損値を9としているが0が入っているものもあるの でこれも欠損値扱いする必要がある。 尺度はBem Sex Role Inventory(BSRI)から44項目を使用している。男性性19項 目、女性性20項目、社会的望ましさ5項目のものを選んでいる。被験者は女性の み。 ---- 堀 啓造(香川大学経済学部) home page http://www.ec.kagawa-u.ac.jp/~hori/
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