fprの皆様
 前田@統計数理研究所です。
 私が兼任で関わっている縦断的調査のプロジェクト(*)から,セミナー
の開催をご案内します。間近に迫っており恐縮ですが,参加をお誘い申
し上げます。主講師として大阪大学の足立浩平先生をお迎えしておりま
す。
 会場が手狭なため,参加ご希望の方は,前田まで事前にメールで連
絡を下さるようお願い申し上げます。
   申し込み先:
  統計数理研究所 前田 忠彦
     E-mail: maeda (at) ism.ac.jp
 このセミナーは,コホート調査の解析結果について主に統計的な観点
から外部の専門家の意見を頂き,かつ新しい解析技法に関するお話を
伺う機会として設定しました。
(*)独立行政法人科学技術振興機構
    社会技術研究開発センター(RISTEX)
    「脳科学と社会」研究開発領域
    (計画型研究開発
    「日本における子供の認知・行動発達に影響を与える要因の解明」)
         http://www.ristex.jp/activity/brain.html#02
  愛称 「すくすくコホート」
         http://www.jcs-ristex.jp/
***************第2回情報統計セミナー***************
日時:2007年3月23日(金) 14:00〜17:00
場所:統計数理研究所 研修室
   (東京都港区南麻布4-6-7)
   地下鉄日比谷線広尾駅下車徒歩7分
   アクセス:
         http://www.ism.ac.jp/access/index_j.html
主催:独立行政法人科学技術振興機構
    社会技術研究開発センター(RISTEX)
    「脳科学と社会」研究開発領域
テーマ:縦断的調査データにおける質的変数の解析
プログラム
報告:14:00〜14:45
 情報統計グループ
  「コホート調査における縦断的データの解析事例」
講演:14:45〜16:15
  「縦断的変化を軌跡表現するための数量化分析」
   足立浩平 (大阪大学人間科学研究科)
 (概要)
 個体が該当するカテゴリーを縦断的に記録したデータ
から、個体の変化を空間布置内の軌跡で表現する数量化
法を、等質性分析の立場から紹介する。まず、数量化法
について概説した後、単一項目の縦断的データの数量化
や個体変化の類型化といった既存の数量化法では対応で
きないニーズに答えるアプローチ、すなわち、スプライ
ン、成長曲線モデルやクラスタリングを導入した数量化
法を紹介する。さらに、量的データにも目を向け、三相
主成分分析など縦断的データ分析に有用な多変量解析法
にも言及する。
16:15〜17:00 総合討論
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前田忠彦@統計数理研究所
maeda (at) ism.ac.jp         〒106-8569(個別番号)
Tel 03-5421-8734(直通) Fax 03-5421-8796(共用)
ここは心理学研究の基礎メーリングリストに投稿された過去の記事を掲載しているページです。