[fpr 3162] 恒常法で得た閾値の検定

Michi Tsuda

認知の実験で恒常法を利用としようとしているものです。 
恒常法では、10程度の刺激の強さについて、ランダムに繰り返して「わかった・わからない」を記録するのが普通ですよね? 
そして、ひとつの刺激強度について最低50試行くらい行い、正答率と刺激強度に適当な関数をあてはめます。 
このとき、そしてその関数から推定される、50%点を求めます。 

ここで気になるのが、2つの異なる条件であてはめた曲線に差があるのかをどう判断すればいいのか、ということです。 
一人に同じ条件の恒常法のセッションを10回くらいやってもらい、そのたびごとに当てはめ曲線から得られる閾値を比較すれば、その被験者におけるデータの平均と分散が出せると思うのですが、恒常法をいくつもの条件にわたっで長時間行ってもらうのは被験者には大きな負担だと思います。 
かといって、1回のセッションで無理やり曲線を当てはめてしまうというのも、値の散らばりがわからなくて検定できない気がするのです。 
カイ2乗検定で当てはめた関数と値と実測値のずれを検定・推定すればいいのでしょうか。 

文献を、いくつか見たのですが、勉強不足からか、いい方法が見つけられません。
不勉強で恥ずかしいですが、近くに閾値実験をやっている人もいないので、ご意見をいただければ幸いです。



スレッド表示 著者別表示 日付順表示 トップページ

ここは心理学研究の基礎メーリングリストに投稿された過去の記事を掲載しているページです。