fpr-MLにご登録の皆様 大学入試センターの荘島です.そろそろセンター試験でも ありますので,関係する先生方,今年もご協力よろしく お願い申し上げます. ところで,以下のようなワークショップを開催いたします. タイトルはとっつきにくいのもありますが,丁寧にわかり やすく説明していただくようにパネリストの方々にお願い しているので,気軽にお越しください.第1回目なので簡単 な導入です. ニューラルテスト理論という統計モデルについてのWSです. 参考URL↓ www.rd.dnc.ac.jp/~shojima/ntt/index.htm 期日は,11月21日ですので,あまり時間がなくてすみません. また,平日夜ですみません.いらっしゃる方は, hyoka (at) rd.dnc.ac.jp までご連絡ください.入館手続き上,お名前とご所属をよろしく お願いします.ハコの問題で参加者は20名くらいに考えています. 第1回ニューラルテスト理論ワークショップ ■日時:11月21(水)19:00〜(2時間程度) ■場所:大学入試センター3階視聴覚室 http://www.dnc.ac.jp/map.html ■参加費:無料 ■パネリスト 荘島宏二郎(大学入試センター) 潜在ランク理論の必要性とその1つの方法としての ニューラルテスト理論 橋本貴充(大学入試センター) ニューラルテスト理論分析ソフト「neutet」の特徴 と使い方 熊谷龍一(新潟大学) ニューラルテスト理論を離散変数型IRTとしたときの 周辺最尤推定法による母数推定 コメンテータ 大津起夫(大学入試センター) ■企画主旨 テストや心理質問紙などを分析する際,因子分析や項目反応理論, 共分散構造分析などを用いることが多い.そのとき仮定される潜在 尺度は多くの場合,連続尺度である.しかしながら,テストや心理 質問紙の精度は高くない.たとえば,テストは,受験者をせいぜい 10段階に分けるくらいの精度しかない.したがって,潜在的な連続 尺度を仮定するのではなく,潜在的な順序尺度を仮定すれば十分で あることが多い.そのような目的で,潜在的なランク尺度を仮定し た理論である潜在ランク理論の需要は高いと思われる.本ワークシ ョップでは,潜在ランク理論のうち,自己組織化マップのメカニズ ムを応用したテスト理論であるニューラルテスト理論について概説 する. パネリストには,テスト理論や多変量解析の研究者である3人が ニューラルテスト理論に関連するテーマで発表する.その後,コメ ンテータとして非線形因子分析などがご専門の大津先生にコメント していただく.その後は,参加者をまじえて議論したい. ΨΨΨΨΨΨΨ 荘島宏二郎(SHOJIMA Kojiro) 大学入試センター研究開発部 www.rd.dnc.ac.jp/~shojima/
ここは心理学研究の基礎メーリングリストに投稿された過去の記事を掲載しているページです。