岐阜大学に勤務しています緒賀と申します。 Rを学部の実験実習で昨年度ちょこっと教えたりしました。 ゼミの卒論生にはRで分析をさせたりもしました。 先週は院生に突発的にRの講習会をしました。 苦労したのは,Windows Vistaでのパッケージのインストールです。 管理者権限でプログラムを動かさないとダメでした。 GUIのRcmdrでもかなりのことができますので,とりあえず先にRcmdrを触らせてから コンソールを教えてほうが良いのかもしれません。 自分の心理統計用に使い方をメモしたのをHPにアップしていますので, お暇な時にご照覧くだされば幸いです。 http://www1.gifu-u.ac.jp/~s_oga/page036.html オープンオフィスでのファイル Rmanual.odt PDFでのファイル Rmanual.pdf -- メールアドレスが変わりました。CCが取れました。 緒賀 郷志 OGA Satoshi 岐阜大学教育学部 生涯教育講座 s_oga (at) gifu-u.ac.jp http://www1.gifu-u.ac.jp/~s_oga/ 2008/05/09 9:07 <toyoda (at) waseda.jp>: > 豊田秀樹@早稲田大学です. > > ご無沙汰してます.関東地方はたびたび地震にみまわれています. > 揺れるたびに「大地震かも」と避難の心の準備をしています. > > ★Rの話 > すこし小生の近況を報告いたします. > 一番の変化は分析のための言語を変更したことです. > 20代の頃からずーとSASのIML一本やりで来ましたが,4年ほど前から > Rというオープンソースの言語を使うようになりました. > 1年ほど使ってから院生にも薦め,現時点では,心理統計学を研究するには > もっとも適した言語(選択肢)であろうという印象を持つにいたりました. > ここまでは専門のことなのであまりジレンマはないのですが > 勢いあまって昨年から学部生の心理の必修の統計学の授業にも使うようになりました. > 文系の学生にGUIでない言語を必修にするのには少なからず迷いもありましたが > 1.SASやSPSSと違ってフルバージョンを学生は自宅に置いて学習でき > 卒業後も使い続けられること > 2.UNIXの流れをくむ,本格的な計算機言語という意味で > 心理統計を離れても教養として優れていること > などを考えると,まだ2年目ですが,Rを心理の学部の > 必修言語にしてよかったのではないかと考えています. > 私は40代の年寄りなのでIMLからRに乗り換えるときには, > かなり大変でした.作業効率が上がらないし,今でも綺麗な > プログラムを見ると「ああこうは書けない」とため息がでます. > SASやSPSSに慣れた心理学者がRに転向するのは,想像以上に > 大変なことなのかもしれません.心理学関係でRの教育をしている方が > いらしたら,MLでそのご苦労話でも聞かせていただければ幸いです. > > ★豊田研究室関連の博士論文の公開審査会が下記要領で開催されます. > あしたになってしまいましたが,ご興味をもっていただける方は > 奮ってご参加ください. > 学位請求者: 川端 一光 > ◇ 論文題目: 構造方程式モデリングによる一対比較型尺度構成法の開発 > ◇ 日 時: 2008年5月10日(土)11:00〜 > ◇ 場 所: 戸山キャンパス39号館6階第7会議室 > ◇ 対 象: 教職員・学生・一般 > > > ★拙研究室で > 「マルコフ連鎖モンテカルロ法 」という書物を公刊することになりました. > http://www.asakura.co.jp/books/isbn/978-4-254-12697-6/ > シリーズ: 統計ライブラリー > マルコフ連鎖モンテカルロ法 > A5/280ページ/2008年05月25日 > ISBN978-4-254-12697-6 C3341 > 定価4,410円(税込)朝倉書店 > 豊田秀樹 編著 > ベイズ統計の発展で重要性高まるMCMC法を応用例と理論の初歩を書きました. > 特に心理統計学に重点を置いている点,式展開をくどいくらいに > 丁寧にしている点が類書との相違点(セールスポイント)です. > > >
ここは心理学研究の基礎メーリングリストに投稿された過去の記事を掲載しているページです。