[fpr 3466] 原子炉建屋で働く「被ばくボランティア」

豊田秀樹

早稲田大学の豊田秀樹と申します。専門は心理統計ですが、この記事は
このMLの主旨とは関係ない内容であることを、まずお詫びいたします。

福島第 1原発は無人のロボットの計測より、原子炉建屋は依然高濃度で長
時間の作業はムリとの結論がでました。数時間で 1年間の被ばく上限に達し
てしまいます。しかし原子炉建屋に入って修理しないで、注水だけ続けれ
ば、その分、高濃度の汚染水は毎日増え続けます。待てば待つほど状況は
悪くなるし、こうしている間にも原発からは放射能が拡散しています。ニ
ュースをみているといらいらします。3か月で第1ステップって遅いですよ。
どうせやんなけりゃならないんです。今やってもあとでやっても被ばくの
総量は代わりません。だったら24時間昼夜休まず、さっさと修理しちゃい
ましょうよ。3.11以来、全然修理してないのはおかしいですよ。
問題はだれが?です。数時間で 1年間の被ばく上限に達してしまうという
ことは、逆に言えば2時間くらいなら原子炉建屋で作業できるということ
です!ここがポイントです。2時間と言ったら相当なことができます。
全国から「被ばくボランティア」を集めて順番に原子炉建屋の中で、 2時
間ずつ働けばいいんではないでしょうか?まずは総理大臣、次は官房長官、
そして東京電力の社長・安全委員会の解説係の 4人に原子炉建屋に入って
もらって、形ばかりでもいいから2時間作業をしてもらいましょう。
そうしたら全国からボランティアが殺到して、その延べ時間を合わせれば、
原子炉の修理は直ぐに終わります。もちろん私も真っ先に志願します!許
容限度以下なら積極的に志願したいです。予行を何度も何度もさせてもら
えば、建屋内で、かなり高度な作業もできると思います。
「被ばくボランティア」の条件は、力があって、仮に放射線の影響がでて
もそのころには老齢で、子供を作り終わった、私のような40代後半の男
性が適しています。そういうボランティアを政府が募集すれば、私、是非
志願したいです。だめかなぁ、このアイデア。

追伸
メガフロート修理とか、 1か月もかけてタンク建設とかではなくて、10万
トンくらいの容量のタンカーを政府が1台買い取って福島第1原発の岸に乗
りつけて、 7万トンくらいの汚染水をさっさと収容すれば良いのに、どう
してしないんでしょう?だれか教えてください。

わたしはTVを見ていて、3.11当初から「汚染水を注入すれば汚染水は増えないのに」
と思っていました。でも専門的な見地から私のアイデアはダメなんだろうと
思っていたんです。ところが、ここにきて汚染水注入が言われるようになって
きました。そこで前から思っていたことをMLに流してみることにしました。

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 TOYODA Hideki Ph.D.,  Professor,                    Department of Psychology
 TEL +81-3-5286-3567  School of Humanities and Social  Sciences,
Waseda University
 toyoda _atmark_ waseda.jp   1-24-1 Toyama Shinjyuku-ku, Tokyo 162-8644 Japan
 http://www.waseda.jp/sem-toyoda-lab/
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