岡本安晴(横浜市在住)です。 サンプリングについての議論だけで終わらずに、 その先に進んで頂きたいと思います。 量的研究法の場合は、moderator変数やmediator変数に対して 分析法がありますが、これらの変数を質的研究法ではどのように 扱うかも論じられる必要があると思います。 どうも学生には、量的研究法は難しそうなので、質的研究法で 卒論・修論を書きたいと考えている傾向があり、それが私の周辺では 年々強くなっているよう感じています。 岡本安晴(横浜市在住) > -----Original Message----- > From: toyoda.waseda (at) gmail.com [mailto:toyoda.waseda (at) gmail.com] On Behalf Of 豊田秀樹 > Sent: Monday, July 18, 2011 7:02 AM > To: fpr ML > Subject: [fpr 3493] 質的研究の理論的サンプリングにおける理論的飽和度 > > 豊田秀樹@早稲田心理です > > fprの皆さま > > いつも充実した議論を読ませていただいています。 > コメントしたいと思うことが多いのですが、 > 忙しさにかまけています。 > > さて、小生は以下の要領で研究発表を行います。 > 「豊田が質的心理学研究をするなんて、チャンチャラ可笑しいや」と > 笑われてしまいそうです。 > 資料を以下に置きますので、興味のある方から > コメントなどいただけますなら、こんなに嬉しいことはありません。 > > http://www.waseda.jp/sem-toyoda-lab/kyoshin53/riron1.pdf > http://www.waseda.jp/sem-toyoda-lab/kyoshin53/index.html > > 演題「質的研究の理論的サンプリングにおける理論的飽和度」 > 日本教育心理学会第53回総会自主企画 25-J-01 > 日時: 2011年 7月 25日(月) 19:00〜21:00 > 場所: 北海道民活動センター かでる2・7 大会議室 > > 企画者 豊田秀樹 早稲田大学 > 司会者 秋田喜代美 東京大学 > 講演者 豊田秀樹 早稲田大学 > 指定討論 吉田寿夫 関西学院大学 > 無藤隆 白梅女子大学 > > > > -- > ------------------------------------------------------------------------------ > TOYODA Hideki Ph.D., Professor, Department of Psychology > TEL +81-3-5286-3567 School of Humanities and Social Sciences, Waseda University > toyoda _atmark_ waseda.jp 1-24-1 Toyama Shinjyuku-ku, Tokyo 162-8644 Japan > http://www.waseda.jp/sem-toyoda-lab/ > ------------------------------------------------------------------------------
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