[fpr 3521] 統計教育に関する講演会のご案内

竹内光悦

fpr のみなさま
※複数のメーリングリストに連絡しているため,
重複しての送付について,ご容赦ください.

日本統計学会統計教育分科会主査の竹内と申します.
学芸大の西村圭一先生から統計教育に関係する
以下の講演会のご連絡がありましたので,お知らせいたします.

講演会は事前申し込み,費用は不要とのことです.

多数のご参加のほど,よろしくお願いします.

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Bowland Maths.の開発にも携わられた,Dr. Malcolm Swan,
Alice Onion 先生の講演会が以下の内容で行なわれます.

日時:2月18日(土) 13:30 〜 17:00
場所:東京学芸大学 S 棟 410 教室

講演 I:算数・数学教育におけるプロセス能力の育成と Bowland Maths.(仮題)

講演者:Dr. Malcolm Swan
(英国ノッティンガム大学教育学部)

英国の算数・数学教育では,早くから,算数・数学の内容の
理解だけでなく,問題解決のプロセスで発揮される能力の
育成がめざされてきました。Bowland Maths.は,そのような能力の
育成を,子どもの興味・関心を惹く現実世界の問題の解決過程を
通じてめざすもので,ケーススタディーと呼ばれる教材,
それを指導する教師のための教師教育教材,そして評価課題から
なる統合型教材です。その開発に携わった経験も交え,これからの
算数・数学の授業や,教師教育について講演します。


講演 II :英国の学校数学における評価について

講演者:Alice Onion
(英国Scholars Consulting社代表
元QCA(資格カリキュラム機関)数学・理科・テクノロジー主査
元ロンドン・クロイドン自治区 上級視学官)

英国では,算数・数学におけるプロセス能力を,ナショナルテストや
「中等学校修了資格試験」をはじめとする資格試験でどう評価するかが
課題となっており,その改革が進められています。また,教員による
形成的評価の充実も求められています。その最新の動向をもとに,
学校数学における評価について講演します。

☆通訳(英語→日本語)がつきます。
☆参加費、事前申し込みは不要です。
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Akinobu Takeuchi
takeuchi-akinobu (at) jissen.ac.jp


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