岡本@日本女子大学心理学科です。 もう既に御存じで、余計なことと思われる方は御容赦下さい。 Linuxでヴィジュアルなプログラミング環境を探していて Qt Creatorというものを見つけ、試用してみたことの報告です。 昔のTurbo Pascal for WindowsとDelphiの間みたいな 使い勝手ですが、DirectXよりは随分と使い易いという感じです。 いま、DirectX 11を気分転換のときにいじっていますが、それとの 比較です。とくに、Macでも使えるというので、このメールを 書きたくなった次第です。Macの場合も、ウェブサイト http://qt.nokia.com/downloads-jp から、ダウンロード・インストールできます。インストール後、 アプリは、ユーザーのホームディレクトリにQtSDKというフォルダー が作成されていて、そこにQt Creator.appが格納されます。これを ダブル・クリックして起動します。 Macでのビジュアルな開発環境であるCocoaは数年前に試してみて、 Visual C++のドットネットと比べるとかなり面倒だという印象を 受けました。言語もObjective-Cという標準のC++とは異なるもの というのも、プログラムをコピー・ペーストで再利用することの 多い私には問題でした。しかし、Qt Creatorの場合は、言語は 標準のC++ですし、ビジュアルなインターフェースを利用する GUIプログラミングで基本となるイベント駆動のプログラミングも Cocoaでは面倒だと思われたことが、Qtでは関数connectで繋ぐだけ という簡単なコードです。 Macでこれからプログラミングも始めてみようかと思って いらっしゃる方は、Qt Creatorをお試しになるのもよいかと 思いました。 横浜市在住 岡本安晴
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