[fpr 3572] 海外研究者を招いた統計教育研究シンポジウムのご案内(12月)

michiko watanabe

fprのみなさまへ
 統計教育推進と普及に関して日頃より
ご協力いただきありがとうございます。
 2013年世界統計年記念事業の一環で、米国より統計教育専門家が
順次、来日することになっております。その第1回として
カリフォルニア州立理工大学 理数学部 副学部長 Roxy Peck教授
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 米国統計協会(ASA)統計教育部門の前議長。
 米国統計協会/米国数学協議会確率・統計カリキュラム委員会メンバー
 Advanced Placement Program in statistics(AP Statistics)の(AP統計学試験の評価監督)
 教員養成に関する専門会議委員
 日本での統計教育大学間連携ネットワークアドバイザリーボード委員
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の12月の来日に合わせて、以下の3つのシンポジウムが開催されます。
 世界の統計教育は、昨年公表された米国統一数学コアカリキュラムにおける
統計内容の驚くほどの拡充を受けて、初中等教育から高等教育に至るまで
データアナリティック人材育成の方向で更に大きく改編され、
OECD始め各国のナショナルアセスメントの仕組みも進んでおります。
ご関心をお持ちのみなさまには、是非ご参加のほどお願い申し上げます。
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(1)2012年12月14日(金)午後1時30分〜午後4時30分
    場所: 立教大学池袋キャンパス太刀川記念館 3階 多目的ホール
    テーマ:米国大学における統計基礎教育の実践と評価の仕組み
    主催:大学間連携共同教育推進事業統計教育大学間連携ネットワーク
(2)2012年12月15日(土)9:30-12:00;13:30-17:00
    場所: 明治大学駿河台キャンパスリバティータワー6F 106 教室
    テーマ: 数学教育充実のために新学習指導要領を“活かす工夫”
    主催: 数学教育学会
     *午前の部:日本における大学入試(統計)の取組み
     *午後の部:全米統一数学コアカリキュラムにおける統計拡充の背景と内容      
(3)2012年12月17日(月)13:30-17:20
    場所:SAS Institute Japan株式会社 東京本社プレゼンテーションルーム      
    テーマ:米国におけるICTを活用した理工系カリキュラム構築と統計教育の実例
    主催:SAS Institute Japan株式会社 JMPジャパン事業部
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各シンポジウムのプログラム

(1)12月14日 立教大学太刀川記念館 3階 多目的ホール
1:30~2:30 Roxy Peck カリフォルニア州立理工大学 理数学部 副学部長
 『大学における統計基礎科目(STAT101)の概要と
   高大連携による評価の仕組みーAP統計testの果たす役割〜』 

3:00~4:00 Curt Hinrichs (SAS米国本社JMP部門アカデミックマネジャー,
  前トムソンラーニング「応用統計・統計計算」部門編集長 )
 『統計基礎科目授業実践におけるICT活用の実際と大学教科書の構成』
4:15~4:30 総合質疑
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(2)2012年12月15日(土) 明治大学駿河台キャンパスリバティータワー6F 

午前の部:日本における大学入試(統計)の取組み
10:00-10:10 開会(長岡亮介明治大学理工学部数学科)
10:10-11:00 統計と大学入試の現状と近未来の可能性
  (落合卓四郎 日本体育大学,数学教育学会会長)
11:10-12:00 数学と統計. 異文化の学理的共存が開く数学教育の未来
  (藤田宏 東京大学名誉教授,前数学教育学会会長)
午後の部:全米統一コアカリキュラムにおける統計拡充の背景と内容
13:30-14:00 新学習指導要領における統計の扱いについて
  (武沢護 早稲田大学高等学院/大学院教職研究科)
14:00-14:30 問題解決型の統計教育への転換
  (渡辺美智子 慶應大学大学院健康マネッジメント研究科)
14:30-15:20 Pre-College Statistics Education in the United States 
   全米統一コアカリキュラムにおける統計拡充の背景と内容
  (Roxy Peck カリフォルニア州立理工大学 理数学部 副学部長)
15:40 - 16:30 米国の学校教育におけるソフトウエアを使用した統計教育の現状と今後
   Statistical Software as a Teaching Tool
  (Curt Hinrichs, SAS Institute Inc.)
16:30 - 17:00 質疑応答
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(3)2012年12月17日(月) SAS Institute Japan株式会社 東京本社プレゼンテーションルーム
      http://www.jmp.com/japan/landing/20121217stat.shtml

13:40 『Advantages of Analytical Software in the Sciences and Engineering
  (大学の理工学教育における分析ソフトウェアの優位性)』
Curt Hinrichs :Academic Program Manager, JMP Division, SAS Institute Inc. 

15:05『 Statistics Education in Science and Engineering in the United States
(米国での大学理工系教育における統計学習)』 Dr. Roxy Peck
Associate Dean of the College of Science and Mathematics, California Polytechnic State University 

16:35 『文部科学省大学間連携共同教育推進事業「データに基づく課題解決型人材育成に資する統計教育質保証」について』
  竹村彰通 教授 東京大学大学院情報理工学系研究科/日本統計学会会長
17:20 終了 
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慶應義塾大学大学院
健康マネジメント研究科
   渡辺美智子


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