岡本安晴@日本女子大学心理学科です。 学生に統計を説明していると、データを母集団からの ランダムサンプリングによって得られたものと考え、 データから算出される統計量を確率変数の値ととらえることに 抵抗を示す学生が少なからずいるようであると感じます。 このことに対して、昔読んだ本に、数値を書いたカードを 多数用意して、ランダムサンプリングを実演することによって 統計的考え方を説明することが勧められているものがありました。 数字を書いたカードを用意する代わりに、母集団からのランダム サンプリングを行い、そのデータを図示するプログラムを 作成してみました。来年度の統計の授業で使ってみるつもりです。 Visual C++ 2012/CLRで作成し、ウェブサイト http://y-okamoto-psy1949.la.coocan.jp/VCpp/sampling_simulation/ に公開しました。 Visual C++でのビジュアルなプログラミングの例にもなりますので、 これからプログラミングを始めようとする方の参考になれば と考えている次第です。 横浜市在住 岡本安晴
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