[fpr 3587] 第9回統計教育の方法論ワークショップのお知らせ(第2報)

竹内光悦

fpr のみなさま
※複数のメーリングリストに連絡しているため,
重複しての送付について,ご容赦ください.

実践女子大学の竹内です.統計教育ワークショップを
今年も以下のプログラムで開催いたします.

今年も国内外の統計教育の研究者の講演や関連研究成果の発表,
統計の授業実践事例などさまざまな発表・報告を予定しています.

またワークショップの次の日には統計学会の春季集会も行われます.
合わせてお知らせいたします.

よろしければ統計教育に関心のある方にもお知らせ
いただけたら幸いです.よろしくお願いいたします.

詳しくは以下のウェブページをご参照ください.
URL: http://estat.sci.kagoshima-u.ac.jp/SESJSS/edu2012.html

多数のご参加のほど,よろしくお願いいたします.

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大学間連携・統計教育方法論合同ワークショップ
日時:平成 25 年 3 月 1 日(金),2 日(土)
場所:学習院大学 西 2 号館 302 教室

・統計教育大学間連携・統計教育ワークショップ
『高等学校教育・大学入学者選抜・大学教育の相互連携による
大学教育の質的転換』

主催:統計教育大学間連携ネットワーク

・第 9 回 統計教育の方法論ワークショップ
The 9th Japan Conference on Teaching Statistics (JCOTS13)
March 1-2, 2013 in Tokyo
『ビックデータ時代のデータサイエンス教育の系統性と横断性
―統計教育の理論と事例に関する研究集会―』

主催:日本統計学会統計教育分科会,日本統計学会統計教育委員会,
情報・システム研究機構統計数理研究所(研究課題番号:24-共研-5011)

共催:統計関連学会連合統計教育推進委員会,全国統計教育研究協議会,
数学教育学会,日本品質管理学会 TQE 特別委員会,
東京理科大学数学教育研究所(理数教育研究センター数学教育研究部門),
高校数学・新課程を考える会,平成 21-24 年度科学研究費基盤研究(B)
(研究課題:知識基盤社会を支える統計教育の新展開
-小中高と大学・社会を繋ぐ教育システムの研究 (研究代表:渡辺美智子)),
平成 23-24 年度科学研究費若手研究(B)(研究課題:問題解決力育成を
目指す統計教育の授業運営と評価の枠組み (研究代表:竹内光悦))

後援:日本数学教育学会,理数教育研究所,東京教育研究所

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■プログラム/3 月 1 日(金)09:00-18:45
09:00-09:05    開会の挨拶
美添泰人(青山学院大学)

●統計教育大学間連携・統計教育ワークショップ
09:10-10:10 <セッション I:文部科学省大学間連携共同教育推進事業>
座長:竹村彰通(東京大学)
1.データに基づく課題解決型人材育成に資する統計教育質保証
〜大学における統計教育実態調査報告
中西寛子(成蹊大学)
2.学士力養成のための共通基盤システムを活用した主体的学びの促進
〜e-learningによる統計科学の教育システム開発とその達成度評価の試み
下川敏雄・佐藤眞久(山梨大学)

10:20-12:30 <セッション II:教育イノベーションと統計教育方法>
座長:寒水孝司(京都大学)
3.教育イノベーションとしてのオープンエデュケーションの可能性
飯吉透(京都大学高等教育研究開発推進センター)
4.Real Data? Real Software? Real Problems?
〜Redesigned Teaching of Statistics
Ulrich Rendtel(Freie Universitat Berlin,大学間連携ネットワーク
国際アドバイザリー委員)

13:00-16:50 <セッション III:統計教育の国際連携>
座長:渡辺美智子(慶應義塾大学大学院)
5.Interactive learning objects, multimedia and blended
learning in statistics education: Experiences and new developments
Hans-Joachim Mittag(FernUniversitaet in Hagen,大学間連携
ネットワーク国際アドバイザリー委員)
6.韓国における統計教育 e-learning の現状
Tae Rim Lee(Korea National Open University,大学間連携
ネットワーク国際アドバイザリー委員)
7.アメリカ統計協会による専門統計実務家認証資格制度
(Professional Statistician)
Wasserstein, Ronald L.(アメリカ統計協会理事長,大学間連携
ネットワーク国際アドバイザリー委員)

●日本統計学会・統計教育の方法論ワークショップ
17:00-18:40 <セッション I:大学教育実践事例>
座長:和泉志津恵(大分大学)
1.大学初年次向け共通科目としての統計教育と FD 活動
豊田哲也(徳島大学大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部)
2.欠測とサンプリングの相関分析・関連性分析への影響:
関西にタコ焼き器は多いのか?
狩野裕(大阪大学)・森川耕輔(大阪大学)・磯崎郷平(大阪大学)
3.大学生を対象とした数理アセスメントの開発と調査結果
柳沢文敬(ベネッセ教育研究開発センター高等教育研究所)
4.年齢層によるニューメラシーの違いと現実課題での判断への影響
―2012 年一般標本によるウェブ調査結果から―
広田すみれ(東京都市大学)
5.統計教育における判別分析の改善点
新村秀一(成蹊大学)

■プログラム/3 月 2 日(土)09:00-18:00
●日本統計学会・統計教育の方法論ワークショップ
09:05-10:45 <セッション II:統計教育に関する研究>
座長:田村義保(統計数理研究所)
1.ヒストグラムの読み取りに及ぼす変換操作シミュレーションの効果
小口祐一(茨城大学)
2.ピアソンの相関係数が 1 または -1 になりえないケース
椎名乾平・久保沙織(早稲田大学)・大内善広(城西国際大学)
・上田卓司(早稲田大学)
3.規準化からの相関の指導と他教科での散布図
吉田一(河合塾)
4.学校教育における問題解決型統計教育とその評価
深澤弘美(東京医療保健大学)・櫻井尚子(東京情報大学)
・和泉志津恵(大分大学)
5.センサス@スクールサイトでのグラフ描画機能について
青山和裕(愛知教育大学)

●統計教育大学間連携・統計教育ワークショップ
10:55-13:15 <セッション IV:高大連携と入試改革・達成度評価>
座長:狩野裕(大阪大学)
1.大学入試から見た統計教育の課題
〜次期学習指導要領に向けての一提案〜
田栗正章(連携ネットワーク高大連携委員会委員長,中央大学,
大学入試センター顧問)
2.高校と大学を結ぶ高大連携
垂水共之(連携ネットワーク高大連携委員会委員,岡山大学)
3.高校教育の達成度評価と統計検定3級
藤井良宜(統計検定3級運営副委員長,宮崎大学)
4.加速する情報化社会、生き残りに必要なスキルとは?
〜統計的発想の育成と、企業で必要とされる人材とスキル〜
野澤泰彦(SAS Institute Japan,
Boston University Metropolitan College)
<<指定討論 京都市教育委員会 教育企画監 荒瀬克己>>

●日本統計学会・統計教育の方法論ワークショップ
14:05-16:05 <セッション III:授業実践事例 I>
座長:風間喜美江(香川大学)
1.小学校低・中・高学年の実践事例からみる児童の「分布の見方」
の深化
川上貴(聖徳学園小学校)
2.実社会・実生活での論理的思考の普及・改善を意図した
初等統計教育について
近藤智(金城学院大学)
3.学校現場等への出前授業「岐阜県データ活用講座」の展開
〜学校現場での実践を活かした統計教育テキストの開発〜
清水浩二・大坪辰也(岐阜県総合企画部統計課)
4.「資料の活用」における自ら判断し,表現する力の育成に関する
教材開発〜黄金長方形を発見しよう〜
佐藤寿仁(岩手大学教育学部附属中学校)
5.中1「資料の散らばりと代表値」における生徒の探究的な姿を
引き出す授業
藤原大樹(横浜国立大学教育人間科学部附属横浜中学校)
6.資料を基にして判断する授業に関する一考察
―「電池の再生時間」の課題を中心に―
西仲則博(川西町三宅町式下中学校組合立式下中学校)

16:15-17:55 <セッション IV:授業実践事例 II>
座長:石井裕基(香川県立観音寺第一高等学校)
7.学びの質を高める「資料の活用」の授業
―バスケットボールのフリースローを題材にして―
橋本三嗣(広島大学附属中・高等学校)
8.中学校・高等学校における標本調査の指導の一例
稲葉芳成・詫摩京未(立命館宇治中学校・高等学校)
9.統計的問題解決の視点をもった統計グラフ作成の指導の試み
滑川敬章(千葉県立柏の葉高等学校)
10.統計的探究活動をどう実現したらよいか
―PPDAC サイクルにおける2.Plan,5.Conclusion での
はたらきかけが重要―
横澤克彦(長野県屋代高等学校,附属中学校)
11.スポーツデータを活用した統計の授業づくり
―教育学部・数学科学生の学習活動と指導案の考察―
松元新一郎(静岡大学)
・金沢慧・滝川有伸(データスタジアム株式会社)

17:55-18:00:閉会の挨拶
竹内光悦(実行委員長・日本統計学会統計教育分科会主査・実践女子大学)

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参考〜第 7 回日本統計学会春季集会〜
日時:2013 年 3 月 3 日 (日) 10:00-17:30
場所:学習院大学 西2号館 + 創立百周年記念会館
 (東京都豊島区目白1-5-1)

10:10-12:00 <「大学間連携統計教育プロジェクト
日本・ドイツ・韓国・米国の状況と国際連携に向けて」>
オーガナイザー:美添泰人(青山学院大学)
座長:山口和範(立教大学)
講演1:美添泰人(青山学院大学)・竹村彰通(東京大学)
「日本における大学間連携による統計教育について」
講演2:Hans-Joachim Mittag (University of Hagen)
「ドイツ大学間連携プロジェクト "Neue Statistik"」
講演3:Ulrich Rendtel (Free University of Berlin)
「Teleteaching as a means to establish a Master program
on Survey Statistics at three different universities in Germany」
講演4:Ronald L. Wasserstein (American Statistical Association)
「ASA による統計教育の質保証:専門統計家資格認証」
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問い合わせ:
『第 9 回統計教育の方法論ワークショップ』実行委員会
実行委員長・日本統計学会統計教育分科会主査 竹内光悦(実践女子大学)
日本統計学会統計教育委員会委員長 藤井 良宜(宮崎大学)
事務局 末永勝征(鹿児島純心女子短期大学)
jim (at) mathg1.sci.kagoshima-u.ac.jp
http://estat.sci.kagoshima-u.ac.jp/SESJSS/edu2012.html
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--
Akinobu Takeuchi
takeuchi-akinobu (at) jissen.ac.jp


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