岡本@日本女子大学心理学科です。 統計量としての相関係数を具体的に体験できるように、 相関係数がrである2変量正規分布からのサンプリングを シミュレーションで行うプログラムを http://y-okamoto-psy1949.la.coocan.jp/VCpp/sampling_simulation/#BM2 に用意しました。統計量としての相関係数はサンプル数が少ないとき 大きく変動しますし、サンプル数が2のときは、相関係数は特別な場合を 除き、+1またはー1になりますが、これらを体験することができます。 また、データをプロットして与えた散布図に対して相関係数を求める プログラムを http://y-okamoto-psy1949.la.coocan.jp/VCpp/CorCalcFromScatter/ に上げております。どのような散布図の場合に相関係数はどれくらいに なるのかを体験することができます。 散布図から相関係数を与えるプログラムは、Visual C++/CLR 2008で 作成した.NETのプログラムですが、2変量正規分布からのサンプリングを 行うプログラムはVisual C++/CLR 2012で作成しました。 Visual C++ 2012は、Windows 8の機能を活用する開発環境としての 側面が強調されていますが、Windows 7での.NETプログラミング ツール としても、その使い勝手の向上が実感できます。 Visual C++/CLR 2012のフォーム・プログラミングの場合、 新規作成は「空のプロジェクト」から始めることができますが、 この「空のプロジェクト」から始める方法は、DirectX、OpenCVあるいは OpenGLを用いるネイティブC++のプログラミングではVC++2010以前から 行われていたことです。VC++/CLRによるフォームプログラミングも ネイティブVC++によるフォームプログラミングと同じような手順に なったといえます。 Visual C++/CLR 2012によるフォームプログラミングの説明は http://y-okamoto-psy1949.la.coocan.jp/VCpp/easyvcpp2012/ に用意しております。 横浜市在住 岡本安晴
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