初めて投稿させていただきます。 労働安全衛生総合研究所の土屋政雄と申します。 fprは学部の頃から受信し勉強させていただいて おりましたので,宣伝のみで恐縮なのですが 投稿する機会を得てうれしいです。 さて,今週に行われます日本心理学会第78回大会において 企画代表者:土屋政雄,企画者:奥村泰之として, 「エビデンスの「質」を意識した研究計画への誘い:研究を始める前 に知っておきたい研究報告の国際基準」 という公募シンポジウムを以下の日時・場所で開催します。 日時 : 2014/09/11(木) 15:30-17:30 場所 : 同志社大学今出川キャンパス 良心館 RY302 プログラム : http://jpa2014.com/program.html 番号 : SS-067 内容は,統計学を適切に用いる前提となる,研究デザインの 必須事項についての国際的な流れを,統計学を専門としない者の 立場から話題提供するものになっています。 学会に参加される方は是非会場へ足を運んでいたければ幸いです。 参加できない方も,Ustream配信の情報を本メール末尾に示して ありますので,周囲で関心のある方がおられましたら,転送や 周知などしていただけるとうれしいです。 以下,趣旨の説明になります。 本年は,科学研究におけるデータのねつ造や改ざん,論文の剽窃などの 不正が大きな話題となりました。こうしたあからさまな側面だけで なく,研究者が自覚なく関与してしまう,再現性や透明性の低さといった, 研究報告の質が低い,いわば無駄な研究が蔓延している事態もまた社会 にとって大きな損失をもたらします。こうした現状を変えていくために, 以下の3点をシンポジウムの趣旨として掲げました。 1.無駄な研究とはどういうものを指すのか理解する 2.研究報告ガイドラインに沿って研究遂行する 3.指導的立場にある研究者に浸透させる 内容として話題提供者4名,指定討論者2名の講義形式になります。 【話題提供者】 奥村泰之(医療経済研究機構) :万延する研究報告の質の低さの問題への総合的対策 竹林由武(広島大学/日本学術振興会):観察研究の必須事項 市倉加奈子(東京医科歯科大学/日本学術振興会):メタ分析の必須事項 土屋政雄(労働安全衛生総合研究所):尺度研究の必須事項 【指定討論者】 豊田秀樹(早稲田大学):統計学者の立場から 熊野宏昭(早稲田大学):臨床の立場から また,話題提供者の発表については,スライドと発表者自身の音声を Ustreamで同時配信する予定です。会場に来られない方は,当日, 以下のURLから視聴いただければ幸いです。 URL:http://ustre.am/1gFpg それでは皆様とお会いできるのを楽しみにしております。 「臨床疫学研究における報告の質向上のための統計学の研究会」 での告知ページ: http://blue.zero.jp/yokumura/Rhtml/related_presentation.html#20140911 -- 独立行政法人 労働安全衛生総合研究所 作業条件適応研究グループ 土屋政雄 〒214-8585 神奈川県川崎市多摩区長尾6-21-1 TEL 044-865-6111 (PHS:8235) FAX 044-865-6124 E-mail: tsuchiya (at) h.jniosh.go.jp m-tsuchi (at) umin.ac.jp 個人Web: http://researchmap.jp/mtsuchi/
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