本@日本女子大学心理学科です。 StanをPythonで使ってみました。以下のコードを実行してみましたが、 fit = pystan.stan(model_code=schools_code, data=schools_dat, iter=1000) print(fit) うんともすんとも言わなくなりました。 メニュ「Shell|Restart Shell」で実行を止めて、 PyStan Documentation, Release 2.12.0.0を見てみると、 p. 4 に、Windowsの場合は、 n_jobs=1 を付けるようにと説明がありました。以下のようにn_jobs=1を入れて実行してみました。 fit = pystan.stan(model_code=schools_code, data=schools_dat, iter=1000, n_jobs=1) print(fit) 無事、終了してprint(fit)による出力が表示されました。 PythonでのStanはモジュールpystanで利用できますが、 pystanはpipコマンドで pip install pystan と打ち込めば簡単にインストールできました。少し、時間は掛かりましたが。 pipコマンドの実行時にエラーが出るなどのときは、ウェブサイト http://y-okamoto-psy1949.la.coocan.jp/Python/Install35win/ を参考にして下さい。 横浜市在住 岡本安晴 -----Original Message----- From: toyoda.waseda (at) gmail.com [mailto:toyoda.waseda (at) gmail.com] On Behalf Of 豊田秀樹 Sent: Thursday, October 13, 2016 10:31 AM To: fpr ML <fpr (at) psy.chubu.ac.jp> Subject: [fpr 3800] stan ver.12用スクリプト配布 fprの皆様 豊田@早稲田心理です。 統計解析環境Rの中でハミルトニアンサンプリングによって ベイズ的分析をするためのrstan経由で利用するstanは バージョン12がリリースされています。 このたび以下の2冊の拙著および拙編著 「はじめての 統計データ分析 —ベイズ的〈ポストp値時代〉の統計学」 https://www.asakura.co.jp/books/isbn/978-4-254-12214-5/ 「基礎からのベイズ統計学 ハミルトニアンモンテカルロ法による実践的入門」 https://www.asakura.co.jp/books/isbn/978-4-254-12212-1/ に関しまして、バージョン12対応のスクリプトを配布しております。 rstanで分析をなさる方は、是非ダウンロードしてご利用ください。 (バージョン9用のスクリプトも同時に配布しています) また「基礎からのベイズ統計学」では付録Cにて stan(バージョン9準拠)の文法解説を収録しています。 この部分を最新のバージョン12用に書き代えたpdfも 同時に配布しています。 stan+Rstan文法のマニュアルは(簡易なものではありますが) 日本語だと、やはり読みやすいと思われます。 (本をお持ちでない方も?) rstanで分析をなさる方は是非お手元に置いてご利用下さい。 -- ------------------------------------------------------------------------------ TOYODA Hideki Ph.D., Professor, Department of Psychology TEL +81-3-5286-3567 School of Humanities and Social Sciences, Waseda University toyoda _atmark_ waseda.jp 1-24-1 Toyama Shinjyuku-ku, Tokyo 162-8644 Japan http://www.waseda.jp/sem-toyoda-lab/ ------------------------------------------------------------------------------
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