[fpr 3824] 第 13 回統計教育の方法論ワークショップのお知らせ(第二報)

Akinobu Takeuchi

実践女子大学の竹内です。以前お知らせいたしましたが、
統計教育の方法論ワークショップが以下の内容で開催されます。

今年も統計教育の研究者の講演や関連研究成果の発表、
特に国内外における統計教育の展開、評価方法の特別講演や
教育賞受賞講演、統計グラフコンクール関連などの
開発発表・報告を予定しています。

■ 注意 ■
参加費は無料です。参加申込は会場準備の都合上、
2017 年 2 月末までの事前登録になっています。
申込ページ(http://kokucheese.com/event/index/450462/)で
受け付けています。事前登録がない場合、会場に入場できませんので、
ご注意ください。
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よろしければ統計教育に関心のある方にもお知らせ
いただけたら幸いです。よろしくお願いいたします。

詳しくは以下のウェブページをご参照ください。
URL: http://estat.sci.kagoshima-u.ac.jp/SESJSS/edu2016.html

多数のご参加のほど、よろしくお願いいたします。


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第 13 回 統計教育の方法論ワークショップ
The 13th Japan Conference on Teaching Statistics (JCOTS17)
 March 3-4, 2017 in Tokyo

学習指導要領の次期改訂に向けた統計教育の新展開
〜アクティブラーニングで育成する科学的探究力
 ・問題解決力・意思決定力〜

日時:2017 年 3 月 3 日(金)・4 日(土)

場所:政策研究大学院大学(東京都港区六本木 7-22-1)

主催:日本統計学会統計教育分科会
   日本統計学会統計教育委員会
   情報・システム研究機構統計数理研究所
    (共研究課題番号:28-共研-5016)

共催:統計関連学会連合統計教育推進委員会
   全国統計教育研究協議会
   数学教育学会
   日本品質管理学会 TQE 特別委員会
   東京理科大学理数教育研究センター
   高校数学・新課程を考える会
   科学研究費・基盤研究(A) No. 25240005(代表:岩崎学)

後援:日本数学教育学会
   一般財団法人・理数教育研究所
   東京教育研究所

【プログラム】
3/3(金)=========================================
■10:00-10:10/開会の挨拶 岩崎学(実行委員長・成蹊大学)

■10:10-11:10/セッション I:統計教育に関する研究発表
座長:岩崎学(成蹊大学)

1.LMS を用いてピア・レビューを導入した統計基礎教育のレポート課題
 竹内光悦(実践女子大学)・末永勝征(鹿児島純心女子短期大学)

2.Dot Plotは◯でなく□で
 吉田一(河合塾コスモコース)

3.中高一貫校における統計教育の現状と問題点
   〜解決策としての教材開発〜
 須藤昭義(成蹊高等学校)

■11:25-12:00/セッション II:教育賞受賞者講演 I
座長:柿原謙一郎(総務省統計局統計情報システム課)

【受賞講演】日本統計学会統計教育賞受賞者講演
 今後の統計教育の方向性を踏まえたセンサス@スクール
  の活用方法について
 青山和裕(愛知教育大学)

■13:00-14:20/セッション III:国内外における統計教育の展開、
 評価方法の開発
座長:櫻井尚子(東京情報大学)

【特別講演】統計教育における評価指標の作成と試行
 —高校、大学の教養レベル—
 深澤弘美(東京医療保健大学)・和泉志津恵(滋賀大学)
 ・櫻井尚子(東京情報大学)

データサイエンス能力認定:国内外の大学と SAS との
 Joint Certificate Program につきまして
 竹村尚大(SAS Institute Japan 株式会社アカデミック推進室)

■14:35-15:15/セッション IV:国・自治体による統計教育の展開
座長:渡辺美智子(慶應義塾大学大学院)

1.新潟県の統計教育のあゆみ 〜70年の歴史と今後の課題〜
 大関綾子(新潟県総務管理部統計課)
 ・南雲裕介(新潟県総務管理部統計課)

2.総務省統計局における統計教育コンテンツについて
 柿原謙一郎(総務省統計局統計情報システム課)

■15:30-16:50/セッション V:高等教育における統計教育と授業実践
座長:田村義保(統計数理研究所)

1.大学の確率・統計教育における LMS と数学オンラインテストの利用
 樋口三郎(龍谷大学)

2.大学生の統計グラフスキルの現状と問題点:6大学を事例として
 持元江津子(天理大学非常勤講師)・武藤浩二(長崎大学)
 ・阪本崇(京都橘大学)・長島雅裕(文教大学)
 ・榎基宏(東京経済大学)

3.数学科の統計学と芸術学科デザイン学課程のインフォグラフィックス
 のコラボレーションによる授業
 山本義郎(東海大学)・富田誠(東海大学)

4.大学初年次学生全員を対象とした基礎数学への
 adaptive IRT e-testing の設計と実践
 廣瀬英雄(広島工業大学)

3/4(土)=========================================
■10:00-11:00/セッション VI:教育賞受賞講演 II
座長:風間喜美江(香川大学)

【受賞講演】読売教育賞(算数・数学教育部門)最優秀賞受賞者講演
 生徒の活動を重視した数学Ⅰ「データの分析」の授業実践」
 橋本三嗣(広島大学附属中・高等学校)

【受賞講演】日本統計学会統計教育賞受賞者講演
 地方公立高等学校におけるゼロベース統計教育の取組
 石井裕基(香川県立観音寺第一高等学校)

■11:10-12:30/セッション VII:児童・生徒との統計教育活動報告
座長:川崎能典(統計数理研究所)

【全国統計グラフコンクール:文部科学大臣賞受賞—小学校】
児童が意欲をもち深く考えながら統計グラフを作るには?
 —統計グラフの制作過程を振り返って—
 小川恭子(上越市立春日小学校)

【全国統計グラフコンクール:総務大臣賞受賞—中学校】
統計グラフコンクール作品作成における指導事例
 小野賢太郎(西米良村立西米良中学校)

【スポーツデータ解析コンペティション中等教育部門】
データでスポーツをしよう
 —データ分析でサッカーを知る女子生徒の 2 年間の取り組み—
 増田朋美(愛知教育大学附属高等学校)

■13:30-16:40/セッション VIII:初等中等教育での授業実践事例
座長:竹内光悦(実践女子大学)

1.統計グラフでよりよい学校生活〜身近な集団の変化を分析〜
 堀場規朗(香川大学教育学部附属高松小学校)

2.出前授業『岐阜県データ活用講座』の新展開
 〜統計を身近なものとしてとらえられる教材の開発〜
 中西善裕(岐阜県環境生活部統計課)

3.新潟県における統計出前授業
 南雲裕介(新潟県総務管理部統計課)
 ・大関綾子(新潟県総務管理部統計課)

4.統計データに基づくモデリングを促進する授業の開発について
  —中学校数学において「人口推計」を授業化する—
 川上貴(西九州大学)・峰野宏祐(東京学芸大学附属世田谷中学校)

5.「高等学校における「データの分析」その後の統計教育実践の
 一事例」—データを活用する力の育成の観点から—(中間報告)
 酒井淳平(立命館宇治中学校・高等学校)
 ・稲葉芳成(立命館宇治中学校・高等学校)

6.数学科・情報科における ICT を利用した統計指導のあり方に
 ついて—数学Ⅰ「データの分析」についての実践報告—
 半田真(東京女学館中学校・高等学校)

7.公的ビッグデータを用いた課題解決型授業の試行
 和泉志津恵(滋賀大学)

8.東北大学医学部における医学統計教育の実践
 宮田敏(東北大学大学院)

■16:50-17:00/閉会の挨拶
竹内光悦(日本統計学会統計教育委員長・実践女子大学)
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-- 
Akinobu Takeuchi
takeuchi-akinobu (at) jissen.ac.jp

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